開業準備編 6 開業届と青色申告承認申請書の提出
こんにちは。
勤めていたスタートアップ企業が奮闘むなしく廃業してしまい、思い切って起業してみようということで貯金もあてもないまま活動を始めた、かけだし起業家の半沢です。
先日、開業届と青色申告の申請書を出してきましたので、その時の話になります。
届け先
てっきり開業届と青色申告承認申請書は市役所に提出するものと思っていましたが、提出先は税務署なんですね。
税務署がどこにあるのか今まで気にしたことがありませんでしたが、ご自宅の最寄りの税務署(管轄する税務署)は、国税庁の税務署の所在地などを知りたい方で検索できます。検索で出てきた税務署に提出します。
個人事業の開業・廃業等届出書
いわゆる開業届です。国税庁のページからダウンロードできます。
開業届はこちらのサイトを参考に記入しました。
初めてでもすぐに分かる、開業届の書き方について詳しく解説します
ちなみに以前は名前の横に押印欄があったのですが、令和3年以降は印鑑が不要になりました。
1枚目の用紙を記入すると、2枚目(控え)の方には自動で転写されます
青色申告承認申請書
こちらは確定申告の際に青色申告をするための申請書になります。
青色申告承認申請書はこちらのサイトを参考に記入しました。
開業届と同じく印鑑が不要です。
記入の際に1点だけ迷った点として、職業を記入する欄の下にある「令和__年分以後の所得税の申告は、青色申告書によりたいので申請します。」は何年にすればいいのよくわからなかったので他のサイトも調べたら以下のような感じでした。
(7)令和__年分以後の所得税の申告は、青色申告書によりたいので申請します。
この申請書は、青色申告で申告を行いたい年の3月15日までに提出する必要があります。たとえば、令和2年分の申告を青色申告で行いたい場合は、令和2年の3月15日までに提出しなければなりません。この日を過ぎると、令和3年分からしか青色申告はできません。
「青色申告承認申請書」の書き方を身に付けよう!より
私の場合は6月の開業ですので、来年度 令和5年分以後になります。
郵送するとき
準備するもの
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書類を入れる封筒 長形3号 ( または角形2号)
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返信用封筒 長形3号 ( または角形2号)
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94円切手2枚 (角形2号の場合は120円切手2枚)
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個人事業の開業・廃業等届出書
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個人事業の開業・廃業等届出書の控え
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青色申告承認申請書
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青色申告承認申請書の控え
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マイナンバーカード(裏表)の写し
封筒サイズ
封筒のサイズは長形3号と角形2号どちらでもいいですが、長形3号の方が封筒代も切手代も安くなるのでお勧めです。
実際の重量
書類や封筒の大きさによりますが、私の場合は書類5枚と長型3号封筒2つの合計重量は30グラムでした。
84円切手は25グラム以下でなければなりませんので、今回は料金不足になると思いますので注意してください。
切手代
長型3号 50g以内:94円
角形2号 50g以内:120円
マイナンバーカードを持っていない場合
マイナンバーカードを持っていない人はマイナンバー確認書類(通知カード※、住民票など)と本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)の両方の写しが必要です。
封筒に書く届け先住所
返信用封筒には自宅や事務所の住所を記入して②94円切手を貼っておきましょう。
①長型3号封筒に②94円切手を1枚貼って③~⑧を入れて郵送します。
届け先の住所はこの記事の最初で検索した税務署の住所です。
品川税務署であれば宛名は「品川税務署御中」です。
あとは郵便ポストへ投函
宛先と内容物確認して近くのポストへ投函しましょう!
今のご時世なのでネットですべて完結させてほしいところですね。
e-Taxはカードリーダーが必要なのであまり現実的じゃないですし…
おわりに
開業届と青色申告の申請書は記入もそんなに難しくないのですぐに作成できました。
4月からバタバタと準備を進めてきましたが、ようやく本格的にフリーランスとして活動していきます。
次の目標は法人化ですが、そのためにノルマ売上1,000万または純利益400万を掲げているので、これからも油断せずに進めていきたいと思います。
ということで、本日は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました!